宣言解除でも、飲食店から聞こえる再開への不安
2021年9月30日
新型コロナウイルスの感染対策で、19都道府県に発令中の緊急事態宣言と8県に適用中の
蔓延(まんえん)防止等重点措置が解除され、1日から飲食店で酒類などの提供が可能となる。居酒屋などは今年に
入ってからほとんど営業できていない店舗も多く、待望の再開となる。ただ、営業時間の制約は残ったままで、
感染再拡大の懸念も付きまとうため、もろ手を挙げて喜べない現実もある。
「一気に再開すると、再び感染が拡大したときのリスクが大きい」。居酒屋チェーン「土佐清水ワールド」を展開する
ワールド・ワンの河野圭一社長はそう語る。同社では現在、20店舗が休業中だが、10月1日から営業を再開するのは
関西地方を中心に全体の3分の2程度に抑える考えだ。
飲食店が営業を再開するにあたっては従業員の確保や、店舗の清掃、仕入れの調整など、膨大な準備が必要となる。
「昨年、一時的に再開した際は感染拡大ですぐに休業となり大変だった」といい、残りの店舗は、感染の動向や
来客状況を見ながら再開時期を判断していくという。
言うだけでなく店員さんがしっかり感染対策をお客様に呼びかけてくださいね。
声掛けをしている店員さんは見たことがないですけどね。上層部は考えが現場まで浸透してないのでしょうか?