ズワイガニのブランド「五輝星」、最高値は90万円
2021年11月8日
山陰の冬の味覚・ズワイガニの初競りが7日、鳥取港、網代漁港、境漁港の3港であった。松葉がに(雄のズワイガニ)の
特選ブランド「五輝星(いつきぼし)」には最高で90万円の値がついた。
沖合底引き網漁船23隻が漁解禁の6日から操業し、一部の船が7日朝に水揚げした。県によると、水揚げ量は鳥取・
網代の2港で松葉がに4458キロ(前年比42%)、雌の親がに7153キロ(同63%)と少なかったが、キロ単価は松葉がに9505円(同220%)、親がに4707円(同142%)と高かった。境港は後日集計する。
甲幅13・5センチ以上、重さ1・2キロ以上で色鮮やかであることが条件の「五輝星」は鳥取で9匹、網代で1匹、境港で
1匹の計11匹だった。最高値の90万円のものは甲幅14・6センチ、重さ1・3キロだった。
県漁協の船本源司・副組合長は「コロナ禍、資源減少、燃油高でトリプルパンチだが、みなさんに鳥取のおいしい
カニを届けたい」と話す。漁期は親がにが12月末までで、松葉がにが来年3月20日まで。
蟹にボジョレーにワクワクする季節がやってきました。
蟹を食べても横歩きにはならないで前をみて人との距離を保ちながらしっかり歩きましょう!