医療崩壊の可能性
2021年8月18日
新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、京都府には20日、4度目の緊急事態宣言が発令される。
新規感染者数の急増とともに病床の逼迫(ひっぱく)が深刻となっている。
府によると、17日時点ですぐに使える病床の使用率は64・4%、重傷者用病床の使用率は59・3%に達し、
自宅療養者は3517人に上った。
ただ、「第4波」までとは異なり、希望者へのワクチン接種がほぼ終わった65歳以上の高齢者の感染者は激減。
一方で、20~30代の感染者が急増している。
こうした逼迫状態を受け、府医師会と府内13の医療機関は17日、このままの状態では今後1~2週間で
「救うべき命が救えなくなる医療崩壊に陥る可能性が非常に高い」と訴える緊急声明を発表した。
声明では、すでに救急医療に応じることが困難になっており、「通常医療の一部が制限されている」と強調。医療崩壊を
回避するためとして、「不要不急の外出を控えたりマスク着用を徹底したりして、自分や家族、大事な人を守る行動を」と呼びかけた。
若年層へのコロナ感染が広がっているのがわかりますね