感染拡大、五輪に沸く東京で居酒屋「通常営業」再開、協力金申請は?
2021年7月29日
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う4回目の緊急事態宣言で、酒類を提供する飲食店に休業要請が出された東京。
だが、東京五輪の開幕を“機”に通常営業を再開し、酒を出している店がある。なぜ要請を受け入れず、店を開けたのか。
店主らに思いを聞いた。
東京・江戸川区の居酒屋。午後8時過ぎに店をのぞくと、多くの客でにぎわっていた。
入り口の貼り紙には、「再開しました」と書かれていた。
この店は、今年1月の2回目の緊急事態宣言の時からずっと店を閉めていたが、7月中旬に通常営業を再開した。
男性店長は「喜んでくれるお客さんや卸売業者がたくさんいますが、批判されることも覚悟しています」と
したうえで、再開の理由をこう話した。
「家賃や人件費などをあわせると協力金ではぜんぜん足りず、資金を少しずつ切り崩しながら耐えてきました。
ただ、ずっと休業し続けることはできないので、いつ再開を決断するか悩んでいました。五輪が近づく中で、
いくら批判されても開催に向かう国や都の姿勢を見て、従業員とも話し合い再開することにしました。
飲食店は悪者扱いするのに、五輪だと何をどう批判されても『安全、安心の~』としか言わないんですから、もう苦しい
思いをして要請に従う筋合いはないというのが本音です。自分たちで感染対策を頑張りながら営業を続けるつもりです」
お気持ちは重々承知しますが都の要請にした従わないのですから協力金の申請はしてない筈です。
申請すれば詐欺に問われる恐れもありますし、皆さんの税金が財源となっていますよ。