男子100m
2021年6月26日
デーデー・ブルーノとは何者? 注目の陸上の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)男子100メートル決勝
10秒19で2位、この男。陸上短距離に詳しいファンの方はもちろんご存じかと思いますが、一般的には少し馴染みが
薄いであろう名前。そのデーデーの基礎情報を紹介します。
1999年(平11)10月7日生まれの東海大4年生。自己記録は100メートルが10秒20、200メートルが20秒77です。
今回の日本選手権は予選2組(向かい風2・3メートル)は10秒29、準決勝2組(向かい風0・4メートル)は10秒21。
ともに2着で、1着だったのは絶好調の多田修平。その差は予選が0秒03、準決勝が0秒04でした。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、陸上を始めたのは長野・創造学園高2年時。実はもともとサッカーをして、
ポジションはサイドバック。ただ、本人いわく「駄目だった」。それで1年生の秋頃に部活を辞めてしまったそうです。
しかし、体を動かすのは大好きで足はもともと速かったので、2年時に陸上部に入ったそう。その当時から技術は
まだまだ不足していましたが、素質は光っていました。高3の7月に行われた長野県選手権では向かい風0・6メートルの中、10秒45をマークし、関係者から注目されていました。
ちょっと気になった2位の紹介でした