【東京五輪】理事会で中止の言葉
2021年5月27日
東京五輪・パラリンピック組織委員会が昨日理事会を開催し、議論の中で中止や再延期を訴える声も出た。
「議論の中には延期という選択肢があるのかとか、中止という言葉が出た人もいた。それに対してしっかりと議論した」と田嶋会長への取材内容。「そのうえで組織委員会は、五輪をしっかり運営することが最大の責務。まずはそれを中心に
して、延期という可能性はほとんどないという説明が行われた」と開催を前提としつつも幅広い意見が交わされた。
「感染予防について、かなり突っ込んだ議論が行われた」というが、会議では感染対策のうえで不安点も数多く
指摘された。
「性善説に立って、選手たち、関係者がしっかり守るということにはなっているが、大会を終えた選手たちがハメを
外してしまうのではないかとかいろんな危惧もあった」と大会終了後の選手などの〝バブル破り〟も議題に。
「選手村にいる限りはそれをしっかりとコントロールできる。逆にそういう選手たちに対して、プログラムで買い物を
できるとか何かできないかとか非常にポジティブな意見が出ていた」と選手たちの気分転換のために大会組織委員会が
プロデュースする〝ショッピング計画〟も浮上したという。
また「メディアの方が守らないんじゃないかという意見もあった。ホテルに泊まっている人たちをどうコントロールする
のかとか議論になった」と世界中から大挙押し寄せる報道陣をどう管理するかも懸念材料の一つに挙がった。
色んな話がありますがこのままずるすると開催に向かい開催後にコロナの影響が出ないことを祈るばかりです。