転身に次ぐ転身 逆風のなか勝負に挑む維新・吉村氏の政治家人生 捨てる任期と問う民意
2026年1月18日
大阪市を廃止して広域行政を大阪府に一元化する「大阪都構想」への3度目挑戦の是非を問うとして、
大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)が大逆風の中、政治生命を懸けた勝負に出た。
弁護士出身の吉村氏は平成23年の大阪市議選を機に政界入り。その後は任期満了前に選挙に出て衆院議員から大阪市長、
大阪府知事へと立場を変え、政策実現を目指してきた。都構想を巡り転身を繰り返してきた政治家ともいえる。
大阪都構想の制度設計
「成長戦略を恒久的に進めるのに、司令塔を一本化した方が成長を実現できると確信している」
吉村氏は今月16日、府議会議長に辞職願を提出した後、出直し選で都構想の是非を問う狙いを記者団に改めて説明した。
吉村氏の都構想への思い入れは人一倍強い。23年の統一地方選で、橋下徹元大阪府知事が創設した地域政党「大阪維新の会」の
大阪市議となり、都構想の制度設計に関わった。
任期途中の26年12月に行われた衆院選で維新候補として大阪4区から出馬したが、自民党候補に敗れ、比例代表で復活当選。
ところが27年5月、都構想の住民投票が否決に終わり、政界引退を表明した当時大阪市長の橋下氏から後継指名され、
同年11月の市長選に立候補することに。衆院議員のキャリアは1年足らずだった。
「再挑戦しない」
大阪市長から大阪府知事に転身した理由も都構想。2度目の住民投票に挑戦するため、市長任期を半年あまり残した31年4月、
当時知事の松井氏と立場を入れ替える「クロス選」に臨んで初当選した。現在は知事2期目にあたる。
令和2年11月の住民投票で都構想が再否決された際の記者会見で、吉村氏は「僕自身が都構想に再挑戦することはない」と明言した。
高市早苗首相の衆院解散方針に便乗した突然の出直し選表明によって、自身の過去の発言との整合性を問われるとともに
「大義がない」などと批判を浴びている。吉村氏は当時の発言に「噓偽りはない」とし、
万博開催などを通じて大阪の成長に都構想が必要だと再認識したと説明する。衆院選と同日実施予定の出直し選を通じて信を問い、
合意形成を図る考えだが、道のりは険しい。
素直に再挑戦しない事は気が変わったのでと素直に言えばよいかと思います、そうしないとこの方のお話は
ころころ変わるのでしょうね。
議員定数削減の約束は知らんぷり??