消防士4人、ライフセーバーのアルバイト 静岡・熱海市が懲戒処分
2025年12月1日
静岡県熱海市消防本部の消防士4人が、許可を得ずに市内の海水浴場でライフセーバーのアルバイトをしていたなどとして、地方公務員法違反で停職などの懲戒処分を受けた。処分は28日付。
市によると、22歳の消防士は2023年夏から3年間で約22万円の報酬を得た。
多い年は10日以上働き、同僚3人を誘い、停職1カ月の処分となった。
また別の消防士（22）は、2年間で計約10万円の報酬だったが、
病気療養による有給休暇中にもかかわらずバイトしたなどとして停職6カ月の処分となった。
別の22歳と23歳の消防士もそれぞれ減給10分の1（6カ月）と戒告の処分になった。
外部からの匿名通報をきっかけに発覚した。
市が4人から事実関係を聞き取りした際、当初はバイトを否認し、
報酬も受け取っていないと虚偽の説明をするなど悪質だったという。
夜勤明けにそのままバイトをしたこともあったという。市は「海の保安は消防の業務外であり、
事前にアルバイトの申請があったとしても許可は出さない」と話している。
斉藤栄市長は「市民の信頼を著しく損なう結果となった。
全職員に、服務規律と法令順守の徹底を指示し、再発防止に取り組む」とのコメントを発表した。
お金もしくは職責でしょうか？今後も消火活動に頑張ってください