開幕前の不評一転、早くも熱気「アフター万博」イベント 「思い出交換会」は満席に
2025年10月13日
まもなく大阪・関西万博が閉幕する。終幕を惜しむ人が会場に続々と駆けつける中、
万博で生まれた交流や異文化への関心を一過性のものとせず、次世代につなごうとする閉幕後イベントが続々と計画されている。
来場者が万博の感動と興奮を語り合って余韻に浸るイベントや、閉幕後の会場の大屋根リングを海上から眺める企画は早くも満席に。
開幕前の期待値の低さから一転、「アフター万博」の行方に注目が集まりそうだ。
8日、大阪市此花区の万博会場。ミャクミャクに見立てたワンピースをまとった大阪市北区の大学生、芝野美香さん(22)は、
この日が59回目の来場となった。「会期を延長してほしいくらい終わるのがさみしい」と芝野さん。
万博を通じて多くの友人ができたといい「閉幕後も友達と開く『オフ会』のようなイベントに参加します」と笑みを浮かべた。
閉幕前の「駆け込み需要」を背景に連日20万人以上が足を運ぶ万博。その熱気は閉幕後も冷めることはなさそうだ。
一般社団法人「demoexpo」(大阪市)は17、18日に靱公園(同市)で国際交流型マルシェ「世界横丁」を開催する。
万博参加国・地域のグルメや雑貨販売を通じて、歩くだけで世界旅行気分を味わえる空間を演出。
万博パビリオンで実際に使用されていたアイテムや万博スタッフらの愛用品が並ぶフリーマーケット「万博蚤の市」も開く。
demoexpoの広報担当、笹貫淳子さんは「万博を通じて芽生えた国際的な交流や多様な文化への関心をさらに広げつつ、
万博の余韻とともに楽しんでもらいたい」と話す。
祭典の「思い出交換会」も実現する。大阪市住之江区のおおさかATCグリーンエコプラザでは18日、
「大阪・関西万博のスゴーイを語ろう!」と銘打ったイベントを開催。来場者が万博でのエピソードを共有し、
万博の感動や興奮を共有する内容で、すでに満席となっている。
同じ会場では11月21日にも「同窓会」と称した交流イベントが予定されている。
万博会場への水上アクセスを担ったユニバーサルクルーズ(大阪市)も閉幕後の今月18~31日、
大屋根リングを船上から眺める特別航路を企画したところ、いずれも予約が埋まった。
同社によると、通常の運航は万博開幕直後は不振だったものの、7月以降は一転してほぼ満席の状況が続いていたという。
このようなイベントを見つけましたので皆さん参考に次の連休にでも参考にして下さい