トリガー条項
2023年8月21日
このガソリン価格の高騰は、いつ収まるのか。自民党議員からは「このままでは岸田政権を直撃しかねない」との
声が上がっている。
資源エネルギー庁が16日に発表した全国平均のレギュラーガソリン価格は、13週連続で上昇。前週比1.6円高の
1リットル=181.9円となった。15年ぶりの高値水準だ。
原因は円安に加え、昨年1月から始まった「ガソリン補助金」が今年の6月から徐々に縮小されていること。高速道路の
サービスエリアのガソリンスタンドでは、1リットル=200円を超えてしまった。補助金は9月で終了するため、さらに
上昇する可能性がある。
さすがに国民からは窮状を訴える声が続出。夏休みのレジャーで車を使う機会が増え、ガソリン高を実感した人が
多かったのだろう。SNSでは〈夏休み、毎日のようにいろんなとこに出かけてるけど、ガソリン代に白目むいてる〉
〈ガソリン代高すぎて夏休みも最低限の移動しかせず…〉といったコメントが続出している。
ついに、SNSでは「トリガー条項」がトレンド入り。トリガー条項とは、ガソリンの平均小売価格が3カ月連続で
1リットル=160円を超えた場合に、現在「特例」で上乗せされている25円を減免する制度。トリガー条項が
発動されれば、自動的に1リットル25円安くなる。東日本大震災の復興財源確保のため現在は凍結されている。
岸田さんは聞く力を売りにしていたような、もみじの勘違いですかね。