マイナ保険証に別人の情報、新たに60件判明 他人が受診履歴閲覧も
2023年6月13日
別人の医療情報が誤ってひもづけられるトラブルが相次ぐマイナンバーカードの健康保険証「マイナ保険証」について、
加藤勝信厚生労働相は13日の閣議後会見で、新たに誤登録が60件見つかったと公表した。このうち4件は、受診履歴や
薬剤情報などが他人に閲覧されていた。
厚労省はこれまで、マイナ保険証の誤登録が2021年10月~22年11月に7312件あったと発表。今回は、22年12月~23年
5月22日分について明らかにした。確認された誤登録は計7372件(このうち第三者に閲覧されたのは計10件)となった。
厚労省は健康保険組合などに誤登録がないかの点検を要請し、7月末までの報告を求めている。誤登録の総数はさらに
増える可能性がある。その後、同省の所管団体がひもづけ済みの全データを点検する予定だが、いつ終わるかは
見通せない。
これからもっと出てくるような。国民の医療情報が守られていないような気がしますね。