高級スクール突然閉鎖 保護者困惑
2023年5月31日
東京・港区のインターナショナルスクールが、突然閉鎖されました。年間500万円に上る授業料の返金もないといい、
保護者から困惑の声が上がっています。
高級住宅街にある地下1階、地上2階建てのインターナショナルスクール。2015年に開校され、0歳~6歳の幼児、
およそ100人が通っていました。
子ども1人の年間の授業料は、およそ500万円。英語や中国語など2カ国語以上を学べ、英才教育がウリでした。
ところが、2カ月前、入り口のドアには驚くべき内容が書かれた紙が貼ってありました。
建物オーナーの代理人弁護士:「スクールによる占有が違法であり、任意の明け渡しに応じないことから、
東京地方裁判所の執行官によって、明け渡しの強制執行が実施されました」
今年3月、建物に貼られた「明け渡しの強制執行」と書かれた紙。保護者はこの時、初めて建物のオーナー側と、
そこを借りているスクール側が、建物の明け渡しを巡って裁判で争っていることを知ったといいます。
男性は退学を決断し、前払いで振り込んだ今年度の授業料の返金を求めましたが、取り合ってもらえなかったと
いいます。
お金も大事ですが子供たちのこころが心配ですね。