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広島バスセンター 「国内初」のターミナル

2023年1月10日

通勤・通学や買い物など日々の生活から遠方への旅行や出張まで、幅広い移動ニーズに応えるバス。運行するバス会社の
枠を超えて乗り入れるバスターミナルが国内で初めて設置されたのは、広島市だったということをご存じだろうか。
車と路面電車が行き交う広島市中区の紙屋町交差点の一角にある「広島バスセンター」は1957年開業した。
現在はバス事業者30社の市内路線や県内外を結ぶ長距離高速バスなどが乗り入れ、1日約3万2000人(2016年時点)が
利用する国内有数の規模だ。
 バスターミナルは、自社用に設ける「専門ターミナル」と、複数の会社が乗り入れる「一般ターミナル」の二つに
分けることができる。広島バスセンターは後者にあたる。運営するのは広島市やバス会社などが出資する第三セクター
「株式会社広島バスセンター」。同社ターミナル課の河野貴一課長(53)と浜本憲幸係長(36)は
「日本の一般バスターミナルの先駆けです」と強調する。
河野さんらによると、センター建設前の1953年ごろ、紙屋町交差点周辺には10社が乗り入れていた。
各社がそれぞれ発着場を設置し、場所はバラバラ。いくつかの会社は交差点から東に約1・5キロ離れた国鉄広島駅前に
発着場を設けていた。利用客は行き先によって発着場を探して移動し、乗り継ぎも不便。
一計を案じた当時の広島陸運局長は、発着場を一つに集約して交通体系を整備する「バスターミナル構想」を提唱した。
 自治体や経済界などの賛同を受けて運営会社が設立され、市中心部と郊外を結ぶ路線の発着場として57年、
紙屋町交差点の北西角に広島バスセンターが開業した。
 開業2年後の59年、自動車ターミナル法が制定された。これを受け、福岡や名古屋、熊本など各地に相次いでターミナルが開業することになる。浜本さんは「広島バスセンターが時代を先取りし、法整備の機運を作った」と胸を張る。
 地上に作られたセンターだったが、乗り入れ台数と利用客は年々増え、朝夕のラッシュ時にバスが引き起こす渋滞が
問題に。これに対応するため、地上10階地下3階の複合ビルが1974年に完成し、センターは3階に移動。バスは交差点を
通らず北側の専用道路を通って乗り入れることになった。ビルには百貨店などが入居し、にぎわいの拠点となった。
 街の中心地にあるバスセンターだからこそ、見える風景も多い。西隣には2010年まで、プロ野球・広島カープの本拠地、旧広島市民球場があった。試合が終わると乗り場に観客の長蛇の列ができ「球場から届く球音や、ファンの表情だけで
試合を見ずともカープが勝った、負けたが分かった」と河野さん。世界遺産・原爆ドームにも近く、
毎年8月6日午前8時15分には放送で黙とうを呼びかけると、待合室で祈る姿を見かけることもあるという。
 開業から66年。時代や世相が変わっても「バスセンターは四季折々にいろいろな顔を見せる」と浜本さんは言う。
忘年会シーズンのサラリーマン、卒業式を終えて花束を抱えた女子学生、別れを惜しんで過ごすカップル……。
河野さんは「人生ドラマが垣間見える場所だ」と語り、2人は「この先もなくてはならない施設という自負がある」と
強くうなずいた。
今年はこの光景を見に広島に行こうかと考えますね。
他にはおりづるタワーを体感しよう!とも思いますね。
今日もあと半日皆さん頑張りましょう!よければこの週末お好み焼き(大阪では広島焼)どうですか?

       

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