見つからなければ大丈夫? 飲酒運転の巡査部長
2022年12月23日
「飲酒運転根絶強化期間」初日の今月1日、神奈川県警の巡査部長が酒を飲んで原付バイクを運転したとして
処分されました。「見つからなければ大丈夫」と思ったということです。
取り締まる側のはずが自ら飲酒運転をしたのは、神奈川県警捜査三課の47歳の男性巡査部長です。
巡査部長は今月1日、横浜市旭区で同僚の警察官らと午後6時45分ごろからおよそ1時間半にわたって
ビールや日本酒などを飲んだ後、原付きバイクを運転したということです。
この日は神奈川県警の「飲酒運転根絶強化期間」の初日で、男性巡査部長はバイクを止めていた緑区内の駐輪場から
30メートルほど運転したところで取り締まりを受け、酒気帯び運転が発覚したということです。
警察の聞き取りに、男性巡査部長は「見つからなければ大丈夫。取り調べを受けることはないだろうと思った」などと
話しています。
巡査部長は23日付で依願退職しました。
神奈川県警は「職員に対する指導教養を徹底し、同種事案の再発防止に努めて参ります」としています。
警察官がこんなことを考えていたなんて他にもいるでしょうから、これを機会に警察官の皆さん気をつけてくださいね。