殺人容疑の養子の男、留置施設で心肺停止
2022年9月1日
大阪府高槻市の民家で昨年7月、都市銀行グループ会社員の高井直子さん(当時54)が殺害された事件で、殺人容疑などで
再逮捕されていた養子の無職、高井凜容疑者(28)=川崎市高津区坂戸3丁目=が1日午前7時ごろ、府警福島署の留置施設の居室で
首をつっているのを警察官が発見した。意識はなく心肺停止とみられ、近くの病院に救急搬送された。
留置管理課などによると、福島署3階にある留置施設を見回り中の署員が見つけた。午前6時44分に見回った際、高井容疑者は
布団で横になっていたが、午前7時の起床時に巡回したところ、布製のひものようなものを束ねて作った輪で首をつっていたと
いう。高井容疑者の居室は約5~6平方メートルで1人で入っていた。自殺を図ったとみられるという。
高井容疑者は午前7時27分に搬送され、同34分に大阪市内の病院に到着し、治療を受けているという。
高井容疑者は留置管理課の署員の様子をうかがったり、取り調べの雑談で逃走を考えているといった言動があったりしたこと
から、府警は規定に基づき、8月19日に「特異被留置者」に指定。夜間の巡回回数を増やすなどして見守りを強化していたという。府警は、容疑者が布製のひもをどのように入手したか調べるようですが、事件の真相を裁判にて調べる前にこのようなことが
おきると、警察の監視体制が奈良だけでなく大阪も問題なのでしょうか?