オミクロン株さらに変異“ステルスオミクロン株”
2022年1月26日
イギリス保健当局が、オミクロン株のさらに変異を重ねた亜種の調査を開始したと発表した。
イギリスでは、オミクロン株の「BA.1」という型が現在、主流になっている。
しかし、「BA.2」という亜種が、イギリス国内外で増え始めていることから、イギリス保健安全保障庁は、調査・分析を
始めたと発表した。
現時点の分析では、「BA・2」は、従来型より増殖が早いなどと分析されている。
ただ、専門家によると、現時点では、「BA.2」が従来型に比べて重症化しやすいかなど、くわしいことは分析中だと
している。
PCR検査で判別できない
日本で猛威を振るっているオミクロン株は、「BA.1」と呼ばれているものだが、その亜種、さらに変異を重ねたのが「BA.2」“ステルスオミクロン”と呼ばれるものだ。
なぜ“ステルスオミクロン”と呼ばれているのだろうか。
東京大学医科学研究所の佐藤佳准教授によると、ステルスというのは、PCR検査で判別できないからだという。
新型コロナウイルスが陽性か陰性かはわかるが、詳細な遺伝子検査をしないとステルスオミクロンであるというのが
わからない。
感染力はオミクロン株の約2倍
特徴は佐藤准教授によると、今のオミクロン株のおよそ2倍の感染力が、ステルスオミクロンにはあるという。
初心に戻り手洗いうがいしかないです。