吉村大阪府知事 新規感染者記録更新の日(有給休暇?)
2022年1月24日
1月18日、大阪府では5396人の新型コロナウイルスの新規感染者を確認。東京都を抜き、全国でいちばん多い感染者数
だった。第5波で最多(2021年9月1日)だったときでさえ3004人。大阪の新規感染者数は膨れ上がっていた。
日本中で「第6波」の脅威が騒がれるなか、大阪で一人“静かな“男がいた。吉村洋文大阪府知事(46)だ。
「これまで、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、連日の会見やテレビ出演を重ねてきた吉村知事。
あまりのメディア露出の多さに、彼が第1波の対応に追われていた2020年4月には、『#吉村寝ろ』というワードが
トレンド1位になったほどでした。
いつもの吉村知事であれば、こうしたときはすぐにメディアの前に出て、会見やぶら下がり取材に応じてきました。
しかし18日は一切、吉村知事がメディアの前に姿を現わすことも、コメントを発することすらなかったのです。
永田町では『なぜ吉村知事が表に出てこないのか』が話題になっていましたよ。大阪府庁関係者に聞いてみると、
『家庭の事情』という理由だと聞きましたが、実際はどうだったんでしょうね……」(永田町関係者)
大阪府が公表している「知事の日程」によると、18日は「公務日程なし」となっている。これまでの新規感染者数を
大幅に上回る感染者が報告されたその日に、府庁に不在であった事実には、疑問の声も上がっている。
「感染症対策は、何時に何が起こるかわからない。外を歩いていると携帯はあってもデータがわからないから、役所に
上がって指揮を執るというのがいちばんです。感染症対策ではそれくらいの覚悟が必要ですよ」
吉村知事をそう批判するのは、元東京都知事の舛添要一氏(73)だ。
「私は新型インフルエンザが流行した2009年に厚労大臣として対応しましたが、そのときはまったく休みもなかった
ですね。朝は5時くらいに起きて夜中の12時くらいまで仕事をせざるを得なかった。
そもそも、吉村知事は非常事態の日にもかかわらず、なぜ1日まったく出てこなかったんだろう、というのは疑問ですね。