8540円分のキセル乗車発覚の茨城県職員、JRに134万円支払う
2024年5月16日
茨城県は15日、出張時に正規の鉄道料金を支払わず不正乗車したとして、日立市にある出先機関で
勤務する50代の男性職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。不正金額は総額8540円。
職員は「不正乗車損害金」134万7600円をJR東日本に支払ったという。
県によると、職員は昨年11月28日、自宅最寄りのJR水戸駅から乗車し、県北部の高萩市へ出張するため
高萩駅で降車。通勤定期券の区間外となる運賃420円を支払う必要があったが、事前に準備していた別の区間の
切符(190円)を使用し、改札で記録が残らない無人駅から乗車したように装っていた。
県の調査によると、職員は昨年9~11月に10回ほど同様の不正乗車をしたうえ、グリーン料金を支払わずに
グリーン車を利用したことが複数回あったことも発覚した。支払った不正乗車損害金は、
JR東日本の規定に基づき、4~11月分の水戸―高萩駅間の往復運賃を3倍にした金額にグリーン車不正利用に関する
金額が加算されたという。
乗車料金はしっかり払わないとこうなってしまいますね、嘘はだめだめ!!