31日は西日本に黄砂飛来か 大みそかに黄砂観測なら過去最も遅い
2023年12月30日
31日(日)大みそかは複数の低気圧が日本に近づくため、全国的に朝から雲に覆われて雨が降りやすい見通し。
北海道では雪が降りそうだ。午後になると九州や四国では雨はやむ見込みだが、大陸からは黄砂が飛来するおそれがある。これまで1年の中で最も遅い黄砂の観測は2009年の12月26日のため、大みそかに黄砂が観測されれば過去最も
遅い観測となる。
特に九州北部では視程が10キロメートル未満となるおそれがあり、屋外では車や洗濯物などに黄砂が付着するなどの
影響が予想される。雨がやんでも洗濯物は室内に干した方がいいだろう。呼吸器や循環器に疾患のある人、小児、
高齢者などを中心に、外出時にはマスクを着用し、体調に応じて不要不急の外出は控えた方がいいかもしれない。
車に黄砂が付着した場合は、タオルで拭くと車体に細かなかすり傷がつくおそれがあるため、こまめな水洗い洗車や
高圧洗浄による洗車がいいとされている。
なお、視程が5キロメートル未満となった場合、航空機の離着陸など交通への障害が発生するおそれがあるため注意が
必要だ。
この年末に黄砂とは大みそかはお家でおとなしくしませんか？？