長崎被爆者(佐賀・鹿島市被爆者の会解散 進む高齢化)
2021年6月6日
長崎原爆の日(8月9日)を風化させまいと、毎年追悼式典の運営や被爆体験の継承に取り組んできた
「鹿島市原爆被爆者の会」が3月末で解散した。同月末現在、佐賀県内の被爆者数(被爆者健康手帳所持者数)は723人(前年同期比74人減)で、平均年齢は86・02歳。県内で活動する被爆者は年々減少し、高齢化の波が
押し寄せている。
解散にあたり、木原さんの気がかりは、同会が2011年に市立鹿島小(旧鹿島町国民学校)に建てた
「平和継承之礎」だ。同校は長崎への原爆投下(45年)以降、国鉄の「救援列車」で運ばれる負傷者の救護所となり、
地元の医師や町民らが看護にあたった。だが8月末の閉鎖までに多くの人が亡くなった。こうした歴史を後世に
伝えようと、同会は11年から石碑前で追悼式を開いてきた。
った」と寂しげだ。現在の会員23人に声を掛けたものの、返事はなかった。
歌手で俳優の福山雅治さんも長崎出身ですね。広島では被爆列車が未だ頑張っています。
戦争の怖さや平和の尊さが継承してほしいですね。