石破首相「なめられてたまるか」発言…野田氏「何とかの遠ぼえに聞こえる」、玉木氏「国益を害する可能性」
2025年7月11日
日米関税交渉を巡り、石破首相(自民党総裁)がトランプ政権に対し、
「なめられてたまるか」などと発言したことについて、野党が批判を強めている。
立憲民主党の野田代表は11日、岐阜県大垣市で記者団に「『何とかの遠ぼえ』に聞こえる。
国内で勇ましいことを言ったって全然駄目だ」と非難した。「トランプ大統領と向き合って、
毅然(きぜん)と交渉すべきではないか」とも指摘し、首脳会談による事態打開を求めた。
国民民主党の玉木代表も同日、東京都内で記者団に「選挙向け、国内向けの強い発言は交渉を難しくし、
国益を害する可能性がある」と強調した。「交渉の外では、相手への敬意や尊敬の念を持って発信することが重要だ」とも語った。
石破首相は9日、千葉県船橋市での街頭演説で「(関税交渉は)国益をかけた戦いだ。なめられてたまるか」と述べていた。
皆さんしっかりとお話を聞いて投票に行きましょう。