池袋サンシャインの法律事務所で男性刺され死亡 職場の同僚逮捕 「恨みあった」
2025年7月2日
東京・池袋のサンシャインシティにある法律事務所で、従業員の男性がナイフで刺され死亡しました。
逮捕されたのは、職場の同僚でした
法律事務所の36歳男性刺殺
事件の現場となったのは東京・池袋。オフィスなどが入る「サンシャイン60」の31階です。
1日午前11時45分ごろ、アディーレ法律事務所で働く会社員・芳野大樹さん(36)が刃物で首などを複数回刺され、その後死亡しました。
殺人未遂の容疑で逮捕されたのは、事務所の同僚・渡邊玲人容疑者(50)です。
2人の間に何があったのか。渡邊容疑者が供述を始めました。
渡邊容疑者
「結果的に死んでも構わないと思った」
「我慢の限界きた」同僚逮捕
通報者
「従業員の男性が包丁のようなもので刺された」
東京・池袋のサンシャインシティにある法律事務所で、従業員の男性が刃物で同僚に刺されて、その後死亡した事件。
警視庁によりますと、渡邊容疑者は仕事をしている芳野さんに後ろから近付き、首を刺したとみられています。
被害者の芳野さんには、妻と幼い子どもがいました。
芳野さんを知る人
「子どもがいますよ、3歳くらい。普通のサラリーマンの人で、殺されたということ自体が信じられない」
渡邊容疑者は刺した後、事務所を立ち去りましたが、その後500メートルほど離れた所にある交番に出頭し逮捕されました。
目撃者
「(Q.出てくる時の様子は?)そんなに悲しいような表情ではなく、本当に無表情というか下を向いている感じでした」
動機は一体、何だったのでしょうか。
渡邊容疑者
「以前から被害者の男性に恨みがあり、我慢の限界が来てしまい、首元を自宅から持参したナイフで刺しました。
被害者を刺して殺そうと思ったわけではなく、痛みを味わわせたかったが、結果的に死んでも構わないと思った」
2人の間にどういったトラブルがあったのかは分かっていません。
警視庁は今後、容疑を殺人に切り替えて捜査する方針です。
命まで奪わないでほしかったです。精神的な悩みやご相談はこのようなことになる前に「もみじ110番」へ