日立が服装自由の入社式
2024年4月2日
日立製作所は1日、東京都内のホテルで、入社式に当たる「キャリアキックオフセッション」を開催し、
新入社員約780人が参加した。今回初めて式典のドレスコード(服装規定)を自由にした。
同社コーポレート広報部によると「さまざまな年齢、国籍の人たちが働いている中で、多様性や個性を
尊重したい」ことが狙いという。
日立は2022年4月入社の新卒採用から、リクルートスーツの着用は不要とする方針を打ち出しており、
「多様性」重視の施策を行っている。
会場に集まった大半は黒やグレー、紺色のスーツ姿で、奇抜な装いの新入社員はいなかったが、ネクタイを
つけなかったり、ジャケットに襟なしのシャツを合わせたりする社員はいた。
ベージュのスーツを選んだ社員もおり、広報部の担当者は「少し色がついた、という感じでしたね」と
苦笑いで話した。
小島啓二社長はセッションのあいさつで、日立がIT(情報技術)と社会インフラを組み合わせた
「社会イノベーション事業」に注力していることを改めて紹介。「皆さんが、社会課題を解決する仕事を通して
成長し続け、輝くキャリアを形成していただくのが私の願いだ」と呼びかけた。
時代は刻々と変化しているのか感じ取れますね。
さすがに奇抜な方はいないのがやはり入社式??