大阪3区競合回避
2021年10月15日
自民党が、衆院大阪3区に無所属で出馬する意向を示していた同党3区支部長代理で、元大阪市議の柳本顕氏(47)を
比例代表近畿ブロックで擁立する方向で最終調整に入ったことが14日、関係者への取材で分かった。
党本部は近く順位付きの比例名簿を発表する。関係者は取材に「比例枠を用意している。順位は調整中。
当選できるところに入れないといけない」と述べた。
自民は、公明党が選挙区に擁立する公認候補9人の推薦を決定。大阪3区には公明前職の佐藤茂樹氏(62)が立候補を
予定しており、競合を避けるため、自民党本部が柳本氏の処遇を検討していた。
柳本氏は8日に記者会見し、3区からの立候補を表明する予定だった。しかし自公の選挙協力全体に影響が及ぶことを
懸念する声を踏まえ、会見を延期し対応を党本部に一任していた。
国民の未来よりも党同士の利害関係を優先するのはどうしても国民側を見ていないような気がしてならないですね。