大阪府が「第5波」備え進める 病床増床(街頭でのお願い未だなし!)
2021年7月29日
新型コロナウイルスの感染者が急増する大阪府で、病床の増床や宿泊療養の拡充、保健所の体制強化が進んでいる。
感染急拡大のスピードに対応が追いつかず、自宅などで死亡、重症化する人が相次いだ「第4波」の反省が背景にあるが、「第5波」の大きさは見通せず、備えが十分なのかは不透明だ。
大阪府は3月1日~6月20日の感染を「第4波」と位置づける。
府は、「災害級」の非常事態が再び起きることを想定し、補助金支給などによりコロナ病床の増床に取り組んできた。
■吉村知事「自宅療養でなく、宿泊療養増やす」
「入院する必要がない方については、できるだけ自宅療養ではなく、宿泊療養を増やしていきたい」
吉村洋文知事は28日の記者会見で、今後の基本方針を示した。宿泊療養施設を同日時点で3986室を確保しているが、
6千室まで増やす計画だ。
ただ、「第4波」では施設の使用率の低さが問題となった。各施設に看護師、拠点施設に医師を配置し、酸素投与の
機材も配備したが、ピーク時の4月下旬~5月上旬の使用率は5割程度にとどまった。
療養先調整や患者搬送が滞ったことが一因だと指摘された。
人流の抑制を街頭にでてお願いは未だされないのはなぜでしょうか?