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同僚にパワハラで処分の教諭、異動後も前の中学で部活指導

2024年5月10日

大阪府池田市の市立中学校で同僚にパワハラ行為をしたとして2月に懲戒処分を受けた40歳代の男性教諭に
ついて、4月に異動した後も同校で部活動の指導をしていたことがわかり、市教育委員会は指導をやめさせるよう
学校に指示した。学校が8日、同校の生徒の保護者に対して説明した。
 市教委によると、男性教諭は2022年5月~23年2月、同僚の複数の教諭に対し、
「使えへんやつらが」などと暴言を吐いたり、大声で威圧的にどなったりするなどした。
生徒に対するハラスメント行為はなかったという。市教委は今年2月、男性教諭を停職1か月の懲戒処分にし、
4月1日付で市教委に異動させた。
ところが、教諭が顧問を務めていた運動部の生徒や保護者から、教諭による指導の継続を求める声が上がった。
教諭は指導経験が豊富で、教わった生徒が全国大会に出場したこともあるという。学校側は4月以降、
始業前の朝練習の時間帯に限り、教諭を「外部コーチ」として指導に携わらせることを容認。
教諭が学校の敷地内に出入りしていた。
 ただ、学校側はパワハラ被害を受けた同僚らに事情を説明しておらず、教諭が部活動の指導をしていることを
知った同僚が、教職員組合に相談。組合は4月末、学校の対応は不適切だとして、教諭を校内に
立ち入らせないよう求める要望書を市教委に提出した。
 市教委の小林弘典・教育部長は「学校側の説明不足は、よくなかった」とした上で、「部活動での指導を
求める保護者や生徒の思いがあり、難しい判断だったが、要望書を踏まえて対応を決めた」としている。
この内容は保護者からの要望を優先するのか、同僚の方を優先するのか、難しい問題ですね。
一度皆さんも考えてみてください

       

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