博多女性刺殺事件 ストーカー男
2023年1月21日
福岡市のJR博多駅前で寺内進容疑者(31)が元交際相手だった川野美樹さん(当時38歳)を刃物で十数回刺し
殺害したとして逮捕された今回の事件。寺内容疑者に「禁止命令」が出される中で起きた。
禁止命令が出ても、つきまといを続けると逮捕されるため、多くの場合では一定の抑止力はある。しかし、被害者へは
被害状況など定期的に聴き取りはできても、加害者には任意なので、監視や聴取などは基本的に難しいのが実情
こういった被害を防ぐためにどうすればいいのか、犯罪学が専門の立正大学の小宮信夫教授は、「短期的な対策として、
電子監視、GPSなどによる監視も必要。長期的な対策として、禁止命令と同時に加害者のカウンセリング、治療を行うべき」と話す。
禁止命令は、2021年のデータで1671件もあるそうだが、監視や治療としてのカウンセリングといった対策がどこまで
とれるのか、個人間の恋愛感情が絡むシビアな問題だが、これ以上、被害者を生まない対策は考えていく必要がある。
禁止命令がでても24時間警察官が守ってくれるわけではないので、上記のように何らかの対策が今後は必要ですね。