南アで新たなコロナ変異株
2021年9月1日
南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出され、科学者らが研究を進めている。感染力が強いかどうかや
ワクチン接種や過去の感染によって得た免疫が効かない可能性などは、まだ分かっていない。
査読(ピアレビュー)前の研究によると、この新たな変異株「C.1.2」は5月に初めて見つかり、現在では同国内の
ほとんどの州やアフリカの他の7カ国、欧州、アジア、オセアニアに広がっている。
この変異株には、他の変異株に見られる感染力の高まりや、中和抗体に対する感受性の低下に関連する変異パターンが
多く含まれている。だが、これらが変異ウイルスの動向にどう影響するかは、まだ分かっておらず、抗体によって
どの程度中和されるかを調べるために研究室での実験が進められている。
現段階では過度に懸念する必要はないとした上で、新たな変異株は今後もさらに出現するだろうと指摘した。
南アのゲノム解析データによると、C.1.2型は、直近で多数のサンプルが得られた7月の時点では、世界に広がって
いるデルタ型ほどの勢いは確認されていない。
この先どこまでこのコロナは変異すれば気が済むのでしょうか?一刻も早く治療薬をお願いします。