公立保育園「使用済おむつ持ち帰り」は約4割 都道府県で大きな差
2022年5月30日
みなさんはお住いの地域によって、保育園から使用済のおむつを持ち帰らなくてはならないことをご存じでしょうか？
ある調査会社が公立保育園がある全国1461の市区町村の保育課を対象として、「公立保育園での使用済おむつの
持ち帰り状況」を電話調査したところ、使用済おむつの持ち帰り率が最も高い都道府県は「滋賀県」となったようです
使用済紙おむつの持ち帰りに関する有識者のコメントとして、兵庫医療大学看護学部公衆衛生看護学分野助教の
阿川勇太氏は、「使用済のおむつを持ち帰るのは、子どもの健康状態の把握に重要であると言われてきました。
しかしながら、紙おむつの持ち帰りは不衛生であることや、保護者の負担が大きく、持ち帰りをお願いする保育士に
とっても負担となっています」と説明。「また、実際に持ち帰ったおむつを観察して健康状態を確認している
保護者の方は多くありません。衛生的にも、保護者と保育士の負担軽減のためにも、おむつの持ち帰りゼロに
向けた取り組みは進むべきだと思います」と述べています。
保育園は保護者の負担軽減のためにあります、さてこのお話に皆さんはどうお考えですか？
もみじには常駐保育士がいるので保育の立場からもご相談をできると思いますのでお困りごとはもみじ１１０番へ。