元二階派の金子恵美氏が語るパー券ノルマの実状「売れないから私は政治家として生き残らなかった」
2023年12月7日
元衆院議員で二階派だった金子恵美氏(45)が6日、ABCテレビ「newsおかえり」に出演し、問題となっている
政治資金パーティー券の議員へのキックバックに関して、二階派での経験談を語った。
金子氏によると、二階派では秘書と派閥で取り決めがあり、ノルマ以上の売上については「キックバックというか
還付という形で今後の政治活動の資金として事務所に還元されていた」と当時のルールを述べた。また「収支報告書には
必ず記載するという取り決めもあった」と語った。しかし、派閥の裏金疑惑が報じられてから永田町に出向いたところ
「二階派の中でも派閥との取り決めを守っていない事務所もあったようだ」というウワサも耳に入ってきたという。
そんな中で二階派の桜田義孝元五輪相が派閥を退会。その理由について「パーティー券を売るのが大変で…」と報道陣に
答えた。桜田議員はパーティー券のノルマが300枚で、1枚約2万円のためおよそ600万円を売りさばく必要があり、
残ると自腹決済になるという。元閣僚でさえ派閥退会を決断しなければならないほど、パーティー券の“さばき”は
厳しかったようだ。
「パーティー券を売れない政治家で生き延びるものはいない」と証言する関係者もいる。金子氏は「だから私も
生き残らなかったのですが」と苦笑い。「派閥の中で達成してないじゃないかというプレッシャーは確かにあります。
だから売れないと後ろめたさもあった。いま考えると異常ですよね」と当時を振り返っていた。
政治家は国民の為に働いて生き残るはずではないでしょうか?皆さん選挙権行使が意思表示です。しっかり投票を