万博おばあちゃん、涙の「皆勤」達成 「また次の万博で会いに行く」
2025年10月13日
万博会場に毎日通い、「万博おばあちゃん」の愛称で知られる山田外美代さん(76)が13日、大阪・関西万博でも「皆勤」を達成した。「熱が出ても、けがをしても頑張れた184日間でした」。目に涙を浮かべて報道陣の取材に応じた。
2005年の愛知万博をきっかけに万博の魅力に取りつかれた。以降はすべての万博に参加した。
今回は、元々住んでいた愛知県瀬戸市から大阪市内に引っ越して、夫の鐘敏さん、長男の和弘さんのサポートを受けながら、
1日も欠かさずに通い続けた。
9月5日に「万博を訪れた最多日数(648日)」のタイトルでギネス世界記録にも認定された。
会期中には、万博のPR大使にも任命され、新聞やテレビなど約100社の取材に応じて、楽しみ方などを発信してきた。
会場で大切にしてきたのはパビリオン関係者との交流だ。身ぶり手ぶりを交えて意思疎通し、多くの友だちができた。
「これからも交流を続けたい。万博は終わっても、また次の万博で会いに行くから寂しくはないです」
次の万博も盛り上げて頂ければ嬉しいですね。