ワクチン接種推奨の従業員にマーク
2021年8月29日
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、日本企業の一部で接種を済ませた従業員にマークを着けさせるなどの
動きが出ている。接種証明書で経済活動を活発化させることには歓迎の声も多い。ただ、過度なワクチン推奨は、接種を
望まない従業員の不利益につながりかねず、多くの企業は慎重だ。
外食大手ワタミは、ワクチン接種済みの社員に店内でマークを表示させる方針だ。接種を望まない社員には定期的に
PCR検査を受けてもらう。家電量販大手ノジマは、今月初旬から接種済みの従業員にシールを配布し、店頭で接客する
販売員を中心に任意で身に着けている。長期化するコロナ禍に対し、両社は安心して来店してもらうことで収益回復に
つなげる意向だ。
お客さんからは安心な材料となりますね。