イベント復活
2021年11月24日
今年最後の祝日となった23日。新型コロナの感染状況が落ち着いていることもあってか、紅葉が見ごろを迎えている
東京郊外の高尾山には、大勢の人が足を運びました。明治神宮外苑でもイチョウ並木の色づきが進み、黄金色に染まった
並木道は、散策を楽しむ人たちでにぎわいました。
さいたま市では、今年1月の成人式では集まることが出来なかったため、23日に改めてイベントが開催されました。
ただ、新型コロナの感染状況が見通せなかったため、市から案内が届いたのは先月だったそうです。急な開催で、都合が
付かないという人も多かったのか、参加者からは「昔の友だちに会いに来たがいなかった」などの声が上がりました。
福島県南相馬市では、2度延期となっていた成人式が行われました。開催にあたり、市は、感染リスクを抑えるため
“ワクチン・検査パッケージ”に準じた措置を実施。式に出席できるのは、2週間前までに2回目のワクチン接種を
終えているか、72時間以内のPCR検査で陰性が証明された人に限られました。
新成人:「関東から来ている人も多いので、自分も安心して来られた」
新成人:「みんな安心して参加するためには、やむを得ないことなのかな」
“ワクチン・検査パッケージ”を活用する動きは、各地で広がっています。新潟県三条市で開かれた結婚披露宴では、
実証実験が行われました。
受付では、式場のスタッフが出席者のワクチン接種の有無を確認。接種証明書を持っていない人は別室で抗原検査を受け
陰性が確認されれば、出席が認められます。
出席者:「持病があってワクチン接種を受けられなかったので、こちらで検査が受けられるので、それで安心して」
披露宴は、パーテーションがあることと、少し静かなことを除けば、コロナ前のような雰囲気でした。
新婦:「ワクチン打ってる方でも、そうでなくても、手間をかけてしまう。どうするべきか悩んだところもあるけど、
快くゲストの皆さんも協力してくれた。本当にありがたかった」
新郎:「もし結婚式をやる、やらないで悩んでいる若い人がいたら、ぜひ『こういう挙げ方があるんだよ』と示せたら」
ワクチンだけでなく当日に抗原検査での対応がすごく気持ちの良い対応だと思いますね。