アスリートや関係者がコロナ規制を無視
2021年7月27日
開幕した東京五輪でアスリートら五輪関係者の行動が問題視され、新型コロナウイルス感染拡大の懸念がさらに
高まっているとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
1日以降、五輪関連のコロナ陽性者は137人となっていることに同紙は「五輪組織委員会のコミュニケーション
ディレクターは『私たちはみなさん(メディア)がもっとも興味を持つトピックである新型コロナウイルスの対策に
取り組んでいる』と皮肉を込めて発言した」と報じるなど、組織委のコロナ対応を疑問視した。
23日には選手村で毎日実施されるコロナ検査のキットが足りなくなり、検査を受けられない選手も出る事態となり、
開会式ではマスクをしない選手たちが物議を醸した。また、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が日本武道館において、規則で着用が定められているマスクなしで会話をし、「多くの関係者と抱擁していたことが
目撃されている」と報じている。
国際オリンピック委員会(IOC)でスポークスマンを務めるマーク・アダムス氏は「競技、練習、食事、睡眠を除いて
オリンピック参加者は常にマスクを着用しなければならないと定めている。規則に従うようアスリートに促した」
というが、さらなる感染拡大は避けられないようだ。
JOCの山下泰裕会長柔道には正しい礼節が重要視されるのに既に柔道家を卒道したのでしょうか?