「石破やめるな」がSNSでトレンド入りの怪、応援する人たちに共通する“後任と重鎮”
2025年7月24日
7月23日昼、石破茂首相が8月末までに退陣を表明する意向を固めたと報じられた。
7月20日に投開票が行われた第27回参院選にて、自民・公明の与党は参議院の過半数を下回り、歴史的大敗となった。
当初、石破首相は続投する意向を表明。
歴史的大敗に石破総理の辞任を求める声
これに対しネット上で
《これ以上総理の椅子にしがみついて何がしたいんだ》
《今すぐ辞めて》
《歴史的大敗でも続投とか醜態さらしすぎやろ》
といった石破総理の辞任を求める声が多くあがる一方、Xのトレンドに入ったのが
《#石破やめるな》のハッシュタグだ。このハッシュタグがついた投稿には
《この人が辞めてしまったら、次は高市や小泉?冗談でしょ!》
《高市早苗だけは嫌だ》
《まあ高市か小泉かって言われたら、とりあえず石破だよね》
といった後任を憂う声や
《がんばれ石破、麻生は早よ引退しろ》
《麻生っていつまで居座る気?》
《辞めるのは、石破ではなくて麻生だと思うんやけどなぁ》
と、周囲に「石破の続投は認めない」と話し、
退陣へ追い込むと報道された“自民党の重鎮“麻生太郎議員への不満が返って”石破応援”につながっている声もある。
麻生太郎議員による石破下ろし
「09年の都議選で自民党が大敗したときの首相が麻生さんでした。
そのとき石破さんから退陣を求められたことがあった。麻生さんとしては私怨があってもおかしくない状況です」(一般紙政治部記者)
また“石破応援“の声に追い風になっているのが、23日朝に報じられた「日米関税交渉において相互関税15%で合意」という実績だ。
《日米関税交渉はうまくやった方なのでは。続投でいいと思う。》
《トランプ相手に本当によくやった。信用されている証。トランプに信用された石破政権を下ろしてはならない》
あれだけ国民から「辞めろ」と言われてきた石破首相だが、ここにきてまさかの「石破やめるな」の声。
そんな声に後押しされたか、退陣意向の一報が出てから数時間後に「退陣を否定し続投意欲」という報道がされた。
日米関税合意の着実な実施に取り組む意欲を示しているとされる石破首相。評価された関税交渉の合意が退陣の花道となるか、
続投の根拠となるか。
本人が決めればよいかと思います。総理がコロコロ変わると信用がなくなりそうですね