「左右見て渡ろう」入学式の日、小学生が訓練 死傷事故、7歳が最多
2024年4月9日
東京都内各地で入学式があった8日、文京区立根津小学校(同区根津1丁目)では新1年生と保護者らが、
警察官から横断歩道の渡り方を学んだ。緒方禎己警視総監は「信号が青になってもすぐに道路に飛び出しては
いけません」と呼びかけた。
この日入学した新1年生は、青信号を確認し、左右を確認してから手をあげ、緒方警視総監と一緒に横断歩道を
渡った。若松杏香(ももか)さん(6)は「左右を見て渡ることとか勉強になった。いっぱい友達を
つくって一緒におうちに帰りたい」と話した。
警視庁交通総務課によると、都内の交通事故による今年の死者は7日時点で39人(昨年同期比12人増)。
歩行者が20人と半数を占める。
昨年までの過去5年間に、都内の交通事故で死傷した2万4541人を年齢別でみると、7歳が446人と最多で、
434人の8歳が続いた。自宅近くで車道へ飛び出す事故が多いといい、担当者は「道を渡るときは左右の確認を
徹底してほしい」と話した。
警察庁によると、全国の交通事故による今年の死者は624人(7日時点)。都道府県別でみると、
東京と千葉が39人で最も多く、愛知37人、兵庫31人と続いた。
せっかくの期待を旨に入学したこどもたち何かあっては遅いですからこのような取り組みを全国に広がることを
願います