「大和川氾濫」の恐れ、川のいまの様子は。警戒レベル4相当
2023年6月2日
大型の台風2号(マーワー)による大雨の影響で、奈良県や大阪府をまたがる大和川が増水し、氾濫の恐れがある状態と
なっている。
大和川河川事務所は氾濫危険情報「警戒レベル4相当」を発表。
上流は板東水位観測所で、下流は柏原水位観測所でそれぞれ「急激な水位の上昇により、今後『氾濫危険水位』を
超過する見込みです」と呼びかけている。
「堤防決壊などによる氾濫の恐れがある」と説明。流域で浸水被害が発生する危険があり、各市町村の避難情報を
確認するよう呼びかけている。
国交省近畿地方整備局が配信している大和川のライブ動画や写真では、水面から出たポールに「危険」と書かれた
青色部分まで、川の水位が迫っている様子が写っている。
また、水位の上がった大和川脇の道路を車が通り過ぎる様子も写っている。
浸水被害が発生するおそれのある地域はそれぞれ、次のとおり。
▽上流
【奈良県】大和郡山市、天理市、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、郡王寺町、広陵町、河合町
▽下流
【大阪府】大阪市、堺市、八尾市、松原市、柏原市、羽曳野市、藤井寺市、東大阪市
該当する地域の方はお気をつけてお過ごしください。命を守るのが先決です!!!